
2005.07.05発売
作曲:Kanye West, Ray Charles, Renald Richard
プロデュース:Kanye West, Jon Brion
アメリカ合衆国のHIP-HOPアーティストKanye West(カニエ・ウェスト)の2枚目のスタジオ・アルバム『Late Registration』から2曲目のシングル曲である。ゲストボーカルにJamie Foxxを迎えている。Jon Brionとカニエの共同プロデュース曲であり、Ray Charlesの"I Got a Woman"をサンプリングしている。Jamie Foxxは、映画"Ray"でRay Charles役を演じオスカーを獲得しているが、この活躍の前にすでに楽曲のビートは練りあげており、2004年にはShawnnaのデビューアルバムに収録する目的でレコーディングが行われていた。後に映画を見たカニエがRay Charlesの楽曲をサンプリングするアイデアを思いつき、Jamie Foxxにゲストボーカルを依頼するに至った。2006年のグラミー賞でBest Rap Solo Performanceを受賞した。
Kanye West - Gold Digger ft. Jamie Foxx
ミュージックビデオは、"Diamonds from Sierra Leone"に続いて、Hype Williamsが監督を務めた。John Legendがカメオ出演している。
この曲は全米チャートで最高位1位を獲得して、カニエにとってもジェイミーにとっても初めてのナンバー1シングルとなった。また、デジタルダウンロードの1周間でのセールス記録を塗り替えており、初週で8万ダウンロード以上という数字は当時では最高記録だった。また、2005年において2番目に長い週数での1位記録となり、Mariah Careyの"We Belong Together"に続いて10週連続の1位となった。また、全米では2000年代で9番目に売れた曲であることがBillboardにより発表されている。全英チャートでは最高位2位を記録した。2005年の年間ランキングでは、全英チャートで35位、全米チャートで6位を記録した。