2011.07.20発売
作曲：Kanye West, Shawn Carter, James Brown, Jimmy Campbell, Reg Connelly, Roy Hammond, J. Roach, Kirk Robinson, Harry Woods
プロデュース：Kanye West
アメリカ合衆国のHIP-HOPアーティストKanye West（カニエ・ウェスト）とJay-Z（ジェイ・Z)のコラボアルバム『Watch The Throne』から２曲目のシングル曲である。ソウルシンガーOtis Reddingの楽曲"Try a Little Tenderness"をサンプリングしている。リリックの内容は、カニエとジェイ・Zが富や名声について高らかに共有する内容になっている。シングルのカバーアートは、イタリアのファッションデザイナーRiccardo Tisciがデザインしたものである。2012年のグラミー賞では、Best Rap Performanceを受賞した。
この曲は、音楽批評家からかなり高い評価を受けており、特に２人のラッパーによるレイドバックした空気感、Otis Reddingをサンプリングしたビートなどが称賛されており、そのスタイルが、カニエのファーストアルバム"The College Dropout"を髣髴とさせる、といった指摘を受けている。この曲を2011年のベストソングとして取り上げる音楽メディアもいた。
JAY Z, Kanye West - Otis ft. Otis Redding
ミュージックビデオはSpike Jonzeが監督を務めたもので、マイバッハの高級自動車を改造した車に乗ったカニエとジェイ・Zがドアや窓のない状態で走り回る内容になっている。
この曲は、全米チャートで最高位12位を記録した他、R&B/Hip-Hop Songsチャートで最高位２位を記録した。全英チャートでは最高位28位を記録した。